山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信

ECMOnet

日本COVID-19対策ECMOnetによるCOVID-19 重症患者状況の集計

https://crisis.ecmonet.jp/
日本COVID-19対策ECMOnetが、人工呼吸やECMOを必要とする重症患者の状況を集計・公開されています。忙しい診療の合間にデータを入力されており敬意を表します。4月28日からは、人工呼吸受け入れ可能ベッド数も公表されました。これらは、各病院からの直接の申告を集計したものです。

大阪府において人工呼吸器装着者数が第3波の2倍を超え、ピークさえ見えない状況です(図1)。各病院の努力で受け入れ可能ベッド数は急増していますが、実施件数も同じように増加しており余裕が全くありません。大阪では、新型コロナウイルス感染症で重症化しても入院が難しい状況です。交通事故や心筋梗塞などの救急搬送にも時間がかかり、助かる命を助けることが出来ません。癌などに対する先進医療も影響を受けています。京都も人工呼吸の実施件数が急増しており、ひっ迫しています(図2)。兵庫も厳しい状況が続いています(図3)。同じ緊急事態宣言下でも、関西と東京(図4)では、まったく状況が違います。関西、特に大阪は本当に危機的状況です。
図1 大阪府における人工呼吸受け入れ可能ベッド数と人工呼吸装着者数
図2 京都府における人工呼吸受け入れ可能ベッド数と人工呼吸装着者数
図3 兵庫県における人工呼吸受け入れ可能ベッド数と人工呼吸装着者数
図4 東京都における人工呼吸受け入れ可能ベッド数と人工呼吸装着者数
PAGE TOP